こんにちは。
兵庫県川西市内に築35年の中古住宅をリノベーションしたモデルハウスがある、りのべイズムです。
さて、インテリアやファッション、DIYの世界でよく耳にする「ヘリンボーン」。
おしゃれで洗練された印象がありますが、「どんな模様?」「どこで使われているの?」と思っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ヘリンボーンのデザインについて、初心者にも分かりやすく紹介します。
ヘリンボーンとは?
「ヘリンボーン(Herringbone)」とは、細長い長方形のピースをV字型に組み合わせた模様のことです。魚のニシン(herring)の骨(bone)に似ていることから、この名前がつけられました。
(19世紀のイギリスで生まれた柄と言われています。)
まるで骨がジグザグに並んでいるような形が特徴で、
規則正しく並んだラインが美しく、洗練された印象を与えます。
ヘリンボーンはどこで使われるの?
ヘリンボーンのデザインは、さまざまな場面で使われています。
1. 床材(フローリング)
もっとも一般的なのが、木材をヘリンボーン状に敷き詰めたフローリング。高級感があり、部屋全体がスタイリッシュな印象になります。

2. 壁やタイル
キッチンやバスルームの壁タイルに使うと、シンプルな空間にアクセントが生まれます。白いタイルでもヘリンボーンに並べるだけでグッとおしゃれに。

3. ファッション
ジャケットやコートなどの生地にもヘリンボーン模様が使われています。織り方で模様が出るため、落ち着いた中にも個性を感じさせます。
4. 家具・雑貨
テーブルの天板や小物などにも取り入れられ、DIYでも人気のデザインです。
ヘリンボーンの魅力とは?
初心者にもおすすめしたい理由は、このデザインが持つ**「クラシック」と「モダン」の両立です。
- クラシックな雰囲気で、歴史あるヨーロッパの建築や家具によく使われてきたスタイル
- 現代のインテリアにもマッチし、シンプルな空間にも映える
また、視覚的に広がりを感じさせる効果もあり、狭い空間でも奥行きが出るといったメリットもあります。
ヘリンボーンとシェブロンの違いは?
似たような模様に「シェブロン(Chevron)」というものがあります。違いを簡単にまとめると:
- ヘリンボーン:ピースを互い違いに配置。端がジグザグ。

- シェブロン:ピースの端が斜めにカットされて、V字が連続的に繋がるデザイン。(フレンチヘリンボーンとも呼ばれますね。)

どちらも美しいデザインですが、ヘリンボーンの方がクラシックで落ち着いた印象になります。
どちらをどこに採用するかについては、その人の好みですが、
このヘリンボーン柄を、おうちの一部に取り込みたい方が最近増えています。
現在進行中の川西市内のリフォーム工事でも、ウォークインクローゼットの床のみを
ヘリンボーン柄にしています。

(上記写真は、施工途中です。この後、照明と可動棚を施工します。)
そして来週から着工の他のお宅でも、今度は床ではなく一部壁のみをヘリンボーン柄にする予定です。
施主のみなさんとお話ししていると、LDKなどの面積の広いところ全体をヘリンボーンにする方より
もう少し面積の少ない箇所一面のみに採用する方が多いように思います。
これまでしたことのないインテリアに挑戦するのに、ちょっぴり勇気がいるのでしょうか。
ただ、最近の床材やクロスはリアル感が高いので
(上記の画像もクッションフロア(サンゲツのHM-12091)です。)、
リビングなどに思い切って取り入れても、とてもオシャレになると思いますヨ。
まとめ
ヘリンボーンは、シンプルながらも存在感のあるデザインで、初心者でも取り入れやすいのが魅力です。フローリングやタイル、ファッションまで幅広く使われており、空間にアクセントを加えたいときにぴったりです。
ぜひ、身の回りでヘリンボーンのデザインを探してみてください。きっとその美しさに気づくはずです!
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