こんにちは。
川西でリフォーム・リノベーションを手掛けるりのべイズムとして、
今回は川西市の空き家活用リフォーム助成制度について、ご紹介します。
この制度は令和5年12月22日(金)までの申請(工事は令和6年3月上旬までに完工のもの)が対象のもので、以下の3種類に分けられます。
1【若年・子育て世帯居住型】自身の居住用に取得して改修する若年・子育て世帯向け
2【事業所型】店舗などの事業所として活用する事業主向け
3【地域交流拠点型】地域交流拠点として活用する事業者や団体向け
※本記事は、あくまでも2023年9月現在でりのべイズムが皆様の参考として書いたものです。
助成に関する詳細は、川西市のウェブサイトをご覧ください。
助成の要件は?
助成の要件として、川西市は下記のように公表しています。
対象者(以下をすべて満たす者)
1.若年・子育て世帯型
市外から転入、または市内の賃貸住宅からの転居、親世帯から分離する子世帯
空き家の改修工事が完了した日(事業完了日)から10年以上当該空き家を活用する者
申請者世帯の世帯主及びその同居者が申請日の前年度に市区町村民税を滞納していない者
申請者が川西市暴力団排除に関する条例に規定する暴力団員又は暴力団密接関係者でない者
事業完了後公式な広報媒体に、事例を掲載することに同意する者
※【若年・子育て世帯居住型】での助成対象は「自己居住用の住宅として活用するための機能回復または設備改善に必要な改修工事に要する経費」(基本的には水回りなどの、生活していく上で必須の設備の機能改善などが対象だそうです)とされており、
補助の対象となる経費と補助金額は以下の通りです。
補助の対象となる経費 | 補助金額 |
---|---|
100万円以上150万円未満 | 40万円 |
150万円以上200万円未満 | 60万円 |
200万円以上250万円未満 | 75万円 |
250万円以上300万円未満 | 90万円 |
300万円以上 | 100万円 |
また、「若年世帯」とは「補助金の交付申請時において、夫婦(婚約及び内縁関係を含む。)の満年齢の合計が80歳未満の世帯」であり、
「子育て世帯」とは、「子ども(18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者)または妊娠している者が属する世帯」であるとのことです。
2. 事業所型
自己の事業の用に供するため空き家を取得または賃借し、改修しようとする者
空き家の改修工事が完了した日(事業完了日)から10年以上当該空き家を活用する者
申請者が申請日の前年度に市区町村民税を滞納していない者
申請者が川西市暴力団排除に関する条例に規定する暴力団員又は暴力団密接関係者でない者
事業完了後公式な広報媒体に、事例を掲載することに同意する者
店舗などの事業所として活用するための機能回復または設備改善に必要な改修工事に要する経費として、
以下が対象金額です。
補助の対象となる経費 | 補助金額 |
---|---|
150万円以上200万円未満 | 90万円 |
200万円以上 | 100万円 |
3.地域交流拠点型
自治会、まちづくり協議会など、地域を基盤として活動する団体または活動内容が地域活性化に貢献すると認められる者
空き家の改修工事が完了した日(事業完了日)から10年以上当該空き家を活用する者
申請者が申請日の前年度に市区町村民税を滞納していない者
申請者が川西市暴力団排除に関する条例に規定する暴力団員又は暴力団密接関係者でない者
事業完了後公式な広報媒体に、事例を掲載することに同意する者
補助の対象となる経費 | 補助金額 |
---|---|
100万円以上200万円未満 | 70万円 |
200万円以上 | 100万円 |
この他にも、すべてのタイプに共通の満たすべき条件もあります。
また、実際に申請する際には、現状(工事前)の状態が分かる写真などを持って、窓口での相談が第1ステップとしてある様です。
補助金ですので手続きは必要ですが、例えば「若年・子育て世帯型」の補助金は、最大100万円出ますし、
子育て世代としては嬉しい補助ですよね。
市外から引っ越される方も、市内の賃貸住宅からの転居、親世帯から分離する子世帯の方も対象ですので、
マイホームとして、空き家をお安く購入して理想のカタチにリノベーションする + 設備部分の補助金を市に援助してもらう、というのも一つの選択ではないでしょうか。
詳しくは、上述の川西市ホームページや川西市住宅政策課にお問い合わせください。
りのべイズムでは、上記の補助が対象となるような、キッチン、洗面、トイレ、お風呂などの設備の部分リフォームというよりは
断熱・耐震も伴うお家全体のリフォーム(リノベーション)を得意としていますが、
この記事では、りのべイズムのモデルハウスがあることでご縁のある兵庫県川西市の助成の一環として
空き家活用リフォーム助成制度をご紹介しました。
このほかにも(担当部署は異なるようですが)バリアフリー化についての補助なども
川西市にはあります。
せっかくある行政や国の支援は、ぜひ無くなる前に活用したいですね!