こんにちは。兵庫県川西市内に築35年の中古住宅をリノベーションしたモデルハウスがある、りのべイズムです。
昨年初めてモデルハウスにご夫妻で見学にお越しくださったところから始まったリフォームのご相談の施工が、前回のブログのとおり先日始まり、現在進行中です。
今回のリフォームの一部である、
「和室の床の間と押入れ&畳部分一部をファミリークローゼットに」
するために、施主さんに押入れの中身をすべて空にして頂いて始めた分かったことが・・・!
なんと、押し入れの奥の角が一部のみ⇓写真のようにカバーされており、
押し入れ内がシンプルな長方形ではないのです。

これは元の(建築当時の)図面にも載っていなかったですし、
現場調査時は居住中ですから当然ながら押し入れの中には収納物があり、
角がこうなっているとは、予想外でした。
が!まぁ予想外のことが起こるのはリノベーションあるあるでして。
そういうことが起こったときにどう対処するかということを
現場の人材や設計担当で考えて進めていくのも、またリノベやリフォームの醍醐味でもあります。
ちなみにこの直角にカバーされているコーナー部分は、開けてみたらパイプスペースが隠れていました。
ここは1Fなのですが、2Fのこの位置にはガスコックがあり、
また2Fにはトイレもあるのでその配管たちがここに居たのですね。

↑露わになったパイプスペース
で、この配管たちのちょっとだけ違う位置にあればよかったのですが、
この位置にあったがために、位置をずらさねばなりませんでした。
なぜならば・・・ウォークインクローゼットの開口部分に当たる箇所だったからです。
※⇓図右上の赤丸部分(開口の端)に、パイプスペースが隠れていました。

そこで、急遽下記の写真のようにパイプたちを一部ずらしました。

こういうこと(元図面には無かった、想定していなかった)は、
お約束のように起こるので、その度に現場の人間と一緒に創意工夫でもって対応しています。
何といっても、既に着工している現場。
今更工程表をすべて変更するようなことはできません(すべての職人のスケジュールを
変更することになる)ので、いかに工程を変えずに予定通りの施工に仕上げるか、がポイントです。
新築とは違って、既にある壁や柱、既にある配管類で出来上がっている空間のリフォームですので、
こういう現場を経験すれば経験するほど知見が蓄積されていって、
現場の職人たちも私たちも成長させてもらえます。
いやぁ、やっぱり現場はおもしろいです!
ちなみにこの現場のお家は1Fのみのリフォームなので、
ご家族は電子レンジなどを2Fに移動して、2Fで在宅ワークもちょっとしたお食事もなさっています。
とは言え限界もあるので、近くのご実家と行ったり来たりでご足労をかけていますが、
夢のキッチン、LDK、WICがもうすぐ叶うと思って快くご協力くださっており、感謝です。
りのべイズムは「大規模リフォーム専門店」のように思われがちですが、
「大規模」ではなくともリフォームはご対応しておりますので、
川西市周辺、北摂、大阪府内の方もどうぞお気軽に、ご相談ください。
モデルハウス(兵庫県川西市東畦野1-7-25)見学はこちらからご予約下さい。