こんにちは。
兵庫県川西市内に築35年の中古住宅をリノベーションしたモデルハウスがある、りのべイズムです。
突然ですが、最近りのべイズムが行ったリフォームのお客様の声を紹介させてください。
そのお客様宅ではキッチン入れ替えと共にLDKの床やクロス、
その他のお部屋のリフォーム工事も行ったのですが、
毎日必ず使うキッチンについて、システムキッチンもタイルも床も照明も拘って決められたお客様です。
リフォームをする前:
「(結婚した当初は)隠す方が楽だと思っていたのが、
経験を経てオープンの方がキレイを保ててラクになると分かった。」
リフォームをした後:
「キッチンに立つ時間は本当に幸せで、いろんなアイデアが浮かび、
日々戦争の様に過ごしていたのに、リフォーム後は時間にゆとりがある!」
というお声です(原文です。)
育児に家事に仕事にとお忙しい親御さんなので、このお声が本当にうれしかったのですが、
それがきっかけで(キッチンに限った話ではなく)見せる収納と隠す収納について考えてみました。
家で過ごす時間が長くなった近年、「収納」への意識が高まってきました。
片付けやすくて見た目もスッキリな家を目指す中で、
よく話題になるのが「隠す収納」と「見せる収納」、
あなたはどちらのタイプでしょうか?
収納スタイルには正解があるわけではなく、ライフスタイルや家族構成、趣味、空間の広さなどに応じて使い分けるのが理想です。
今回は、それぞれの特徴やメリット・デメリット、上手な使い方のコツなどをご紹介します。
隠す収納とは? 〜スッキリした空間を作る基本〜
「隠す収納」とは、収納ボックスや扉付きの棚、クローゼット、引き出しなどを使って、日用品や雑貨を目に見えないようにしまう収納方法です。
【メリット】
- 見た目がスッキリ
散らかっていても、扉を閉めてしまえば見えません。急な来客時も安心! - 掃除がしやすい
物が表に出ていないため、ホコリが溜まりにくく、掃除の手間も減ります。 - 生活感を隠せる
リビングなどの共有スペースでも生活感が出にくく、モデルルームのような雰囲気に。
【デメリット】
- 中がごちゃごちゃになりやすい
とりあえず詰め込んでしまい、中がカオス状態に……なんてことも。 - 探し物が増えることも
何をどこにしまったかを忘れてしまうと、取り出すのが大変。 - しまう手間がある
一つ一つ収納場所に戻す手間が必要で、ズボラさんには継続が難しいことも。
見せる収納とは? 〜お気に入りを飾るように〜
「見せる収納」とは、あえてモノをオープンに配置し、魅せることを意識した収納方法。キッチンの棚におしゃれな器を並べたり、リビングに本や観葉植物を置いたりするスタイルです。
【メリット】
- インテリアとして楽しめる
好きなモノを飾ることで、自分らしい空間作りができます。 - どこに何があるか一目瞭然
探し物の手間が省け、時短にも繋がります。 - 片付けが楽
定位置に置くだけなので、「しまう」という手間が減ります。
【デメリット】
- ホコリが溜まりやすい
表に出ている分、掃除の頻度が増えます。 - ごちゃごちゃして見えることも
色や形がバラバラだと、統一感がなく雑多な印象に。 - 常に整理整頓が必要
乱れていると一気にだらしなく見えてしまいます。
あなたはどっち派?チェックしてみよう!
次の質問に「はい」が多ければ、あなたの収納スタイルが見えてきます。
あなたは隠す収納タイプ?
- モノが出ているのが気になる
- 来客時は生活感を見せたくない
- 見た目の美しさを重視する
- 掃除を楽にしたい
- ミニマルな暮らしに憧れる
→ 3つ以上当てはまれば「隠す収納」派
あなたは見せる収納タイプ?
- お気に入りのモノを飾りたい
- どこに何があるか一目で把握したい
- 収納に時間をかけたくない
- インテリアやDIYが好き
- よく使うモノは手に取りやすい位置に置きたい
→ 3つ以上当てはまれば「見せる収納」派

(あくまでも例です。)
上手な収納のコツは「ハイブリッド」
実は多くの人が、完全にどちらか一方に偏ることはなく、隠す収納と見せる収納を組み合わせて使うのが理想です。
例えば——
- キッチンはよく使う調味料やツールは「見せる収納」、ストック類は「隠す収納」
- リビングは雑貨や本は「見せる収納」、書類やリモコン類は「隠す収納」
- 子ども部屋はおもちゃはカゴなどの「見せる収納」、季節外の衣類は「隠す収納」
など、使いやすさと見た目のバランスをとることがポイントです。
見せる収納を美しくする3つのテクニック
- 色を揃える
白、黒、ウッドなど色味を統一するとスッキリして見えます。 - 「見せる棚」は厳選
すべての棚を見せるのではなく、ディスプレイ感覚で1〜2箇所に絞ると◎ - 定期的に見直す
季節ごとや気分でアイテムを入れ替えると、インテリアに変化が生まれます。
隠す収納を機能的にする3つのポイント
- 収納グッズを統一
同じ種類・サイズのボックスで揃えると、見た目が整い、出し入れも楽に。 - ラベリングする
中身が見えない場合は、ラベルやタグで管理。家族で共有する場所では特に有効です。 - 「よく使う」「あまり使わない」で分ける
頻度に応じて、取り出しやすい位置に収納。使いにくいと結局散らかります。

まとめ:自分の「心地よさ」が正解
「隠す収納」と「見せる収納」、どちらが優れているということではなく、自分にとっての心地よさが一番の正解です。日々の暮らしの中で、どんな場面でストレスを感じるのか、何を大切にしたいのかを見つめることが、理想の収納スタイルを見つける第一歩です。
おしゃれな収納も、使いやすい収納も、毎日を快適に過ごすための手段のひとつ。あなたの暮らしに合った「ちょうどいい収納」、ぜひ見つけてくださいね。
あなたはどっち派?
今日からちょっと意識してみると、暮らしがもっと快適になるかもしれませんよ(^^)
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キッチン回りなどの部分リフォームも、お家全体のリノベーションも、ご相談いただけます。
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