りのべイズム コラム

アップサイクルって何?

こんにちは。

前回のリノベーション現場ブログで、「アップサイクル」という言葉を初めて使いました。
実は、リフォーム・リノベーションの専門店「りのべイズム」ではずっと「おうちをアップサイクルしよう」という気持ちでお客様にリノベーションをお勧めしています。
が、この「アップサイクル」という言葉は、まだ現時点は広辞苑に載っていないようです。
ということは、日本語としてはまだイマイチ市民権を得ていないのでしょうか?
と考え、今日は住宅に特化したお話ではなく、「アップサイクル」という言葉についてお話ししたいと思います。

「リサイクル」問う言葉の意味は、皆さんご存じのとおりです。
「アップサイクル」は、廃棄物や不要な物を新しい価値や質を持つものへと変えるプロセスや概念を指す言葉です。アップサイクルは、環境への負荷を軽減するだけでなく、創造的な再利用方法を通じて新しい製品やアイディアの生成を促進することができます。リサイクルとは異なり、アップサイクルは元の素材を単に再利用するだけでなく、それを高品質なものに変えることを目指します。いわば、元のものよりもさらに価値のあるものに変えるので「アップ」なのですね。

アップサイクルの使用例は以下の通りです:

  1. ファッションアップサイクル: 古い服や生地を切り取り、新しい服やアクセサリーを作ることが一例です。例えば、古いジーンズからバッグを作ったり、不要なTシャツからパッチワークのブランケットを作ったりすることですね。
  2. 家具アップサイクル: 古い家具を修復したり、改造して新しいデザインや用途に合わせた家具に変えることがあります。木製のパレットを使ってコーヒーテーブルを作ったり、古いドアを再利用して本棚を作ったりすることなどです。
    そういえば、古いドアを長方形の机にしている人を見たことがあります。
  3. アート・クラフト: 古い雑誌や新聞を切り抜いてコラージュ作品を作る、廃材を使って立体的なアート作品を制作するなど、アップサイクルはアートやクラフトの領域でも広く活用されています。
  4. ガーデニング: 古いタイヤを植木鉢として再利用したり、ペットボトルを育てる容器として利用したりすることがあります。
  5. 食品アップサイクル: 食品の廃棄物を堆肥として再利用したり、野菜の皮や切り落としを使ってスープやジュースを作ることがあります。
  6. エレクトロニクス: 古い電子機器を分解して部品を再利用したり、アート作品やデザインオブジェクトに組み込んだりすることができます。

アップサイクルは、環境への負荷を軽減するだけでなく、創造的なアプローチを通じて新しい価値を生み出す手段として、持続可能なライフスタイルやビジネスモデルの一部として広く受け入れられています。
まさに、今の時代に必要且つ大事な概念ですね。

「りのべイズム」の川西市モデルハウスも、築35年の古かったお家を素敵にアップサイクルしました!

ぜひお気軽に、見学にお越しくださいね(ご予約はこちらから)。