りのべイズム コラム

リノベーションで、自宅を「自分の好きなテイスト」にするということ

こんにちは。

兵庫県川西市内に築35年の中古住宅をリノベーションしたモデルハウスがある、りのべイズムです。

家に帰ってきたとき、「やっぱりこの家、好きだな」と思える。

そんな住まいに憧れたことはありませんか?

家は、ただ生活するための場所ではありません。毎日を過ごし、家族と時間を共有し、仕事をしたり、趣味を楽しんだり、心と身体を休めたりする場所です。

だからこそ、「せっかく住むなら、自分の好きな空間にしたい」と考える人が増えています。

そこで注目されているのが、リノベーションです。

新築住宅を購入するのとは違い、リノベーションなら既存の住まいを活かしながら、自分たちの暮らし方や好みに合わせて空間をつくり変えることができます。

今回は、リノベーションで自宅を「自分の好きなテイスト」にする魅力について考えてみたいと思います。

「好きな家」で暮らすという贅沢

住宅を選ぶとき、多くの人は立地や広さ、間取り、価格、築年数など、さまざまな条件を比較します。

もちろん、どれも大切なことです。

しかし、実際に暮らし始めてみると、「もっとこうだったらいいのに」と感じる部分が出てくることがあります。

たとえば、

「床はもっと無垢材のような温かみのある雰囲気にしたい」

「壁紙は白だけではなく、少し色を取り入れたい」

「ホテルのような落ち着いた空間にしたい」

「カフェのような居心地のいいキッチンにしたい」

「古道具やお気に入りの家具が似合う家にしたい」

など。

こうした「好き」は、一人ひとり違います。

リノベーションの面白さは、その人自身の「好き」を住まいに反映できることです。

完成した空間を見るだけでなく、そこに暮らす自分たちの姿までイメージしながらつくっていける。

それは、既製品の住宅を選ぶのとはまた違った楽しさがあります。

好きなテイストは、インテリアだけでは決まらない

「好きなテイストにしたい」と聞くと、家具や小物、カーテンなどのインテリアを思い浮かべる方も多いかもしれません。

もちろんインテリアは重要です。

でも、部屋の印象を大きく左右するのは、それだけではありません。

床、壁、天井、建具、照明、キッチン、洗面台など、住まいを構成する一つひとつの要素が組み合わさって、全体の雰囲気がつくられます。

たとえば同じ家具を置いても、床が明るい木目なのか、深い色合いなのかで印象は大きく変わります。

壁の色や素材を変えるだけでも、空間の表情は変わります。

照明も、明るさだけを考えるのではなく、光の色や照らし方まで考えることで、夜の過ごし方がぐっと心地よくなります。

つまり、「好きなテイストの家」をつくるには、一部分だけを見るのではなく、空間全体のバランスを考えることが大切です。

まずは「どんな暮らしが好きか」を考える

リノベーションを始めると、ついつい「どんなデザインにしよう?」と考えてしまいます。

SNSやインテリア雑誌を見ていると、素敵な事例がたくさんあります。

「こんなキッチンにしたい」

「この壁の色がかわいい」

「この照明を使いたい」

そんなアイデアが次々に出てくるでしょう。

ただ、そこで一度立ち止まって考えたいのが、「自分はこの家でどう暮らしたいのか」ということです。

たとえば、料理が好きなら、キッチンを単なる調理スペースではなく、家族と会話したり、お酒を飲んだりできる場所にする。

本を読むのが好きなら、リビングの一角にお気に入りの本を並べられる場所をつくる。

植物が好きなら、自然光が入る場所にグリーンを置くスペースを設ける。

家で仕事をすることが多いなら、仕事と生活を切り替えやすいワークスペースをつくる。

こうして考えていくと、デザインだけではなく「暮らし方」から住まいを考えられるようになります。

そして、その結果として、自分らしいテイストの家が見えてきます。

「好き」を詰め込みすぎないことも大切

自分の好きなものを取り入れられるのがリノベーションの魅力ですが、だからといって、好きなものを全部詰め込めばいいというわけではありません。

たとえば、木の温かみも好き、モルタルの無機質な雰囲気も好き、ヴィンテージ家具も好き、北欧インテリアも好き……。

一つひとつは好きでも、すべてを同じ空間に入れると、まとまりがなくなってしまうことがあります。

そこで大切なのが「引き算」です。

ベースとなる色を決める。

素材の種類をある程度絞る。

アクセントになる場所を決める。

お気に入りの家具を主役にして、周囲はシンプルにする。

こうした工夫をすることで、好きなものがより引き立ちます。

「何を入れるか」だけではなく、「何を入れないか」を考えることも、理想の空間をつくるためには大切なのです。

経年変化も、リノベーションの魅力

新しくつくった家は、完成した瞬間が一番きれいだと思われがちです。

一方で、リノベーションでは「時間が経つことでさらに好きになる」という考え方もできます。

無垢の木は、使っていくうちに色や風合いが変わっていきます。

真鍮などの金属も、少しずつ表情を変えていきます。

お気に入りの家具には傷がつくこともあるでしょう。

でも、その傷や変化が「暮らしてきた時間」になります。

新築のような完璧な状態をずっと維持するのではなく、暮らしの跡も含めて住まいを楽しむ。

そんな考え方ができるのも、素材やデザインにこだわったリノベーションの魅力の一つです。

家は「完成」して終わりではない

リノベーションが終わり、引っ越しをしたら、それで家づくりが終わるわけではありません。

むしろ、そこからが本当のスタートです。

暮らし始めてから家具を少しずつ買い足したり、植物を置いたり、アートを飾ったり。

季節によってクッションやラグを変えてみるのもいいでしょう。

家族構成やライフスタイルが変われば、家具の配置を変えることもあるかもしれません。

つまり、自分の好きな家というのは、一度つくって完成するものではなく、暮らしながら少しずつ育てていくものなのだと思います。

だからこそ、最初から完璧を目指しすぎなくてもいいのです。

大切なのは「自分たちらしさ」

インターネットやSNSには、たくさんの素敵な住宅事例があります。

それらを見ると、「こんな家にしたい」と思うこともあるでしょう。

もちろん、素敵な事例を参考にするのはとても大切です。

ただ、誰かの家をそのまま再現することが、自分にとっての理想の家とは限りません。

大切なのは、「自分たちは何が好きなのか」「どんな時間を大切にしたいのか」を考えること。

家族で過ごす時間が好きなのか。

一人で静かに過ごす時間が好きなのか。

料理を楽しみたいのか。

音楽や映画を楽しみたいのか。

お気に入りの家具に囲まれて暮らしたいのか。

シンプルな空間でゆったり暮らしたいのか。

そうした日々の価値観を住まいに落とし込んでいくことで、単に「おしゃれな家」ではない、「自分たちにとって居心地のいい家」ができていきます。

リノベーションだからできる、自分らしい住まい

リノベーションは、古くなった家を新しくするだけのものではありません。

今ある住まいをベースに、自分たちの暮らし方に合わせて再編集すること。

そして、自分の「好き」を少しずつ形にしていくこと。

それがリノベーションの大きな魅力です。

「こんな家に住んでみたい」という憧れがあるなら、まずは好きな写真を集めてみるのもいいでしょう。

好きな色、好きな素材、好きな家具、好きな照明。

そして、「この家でどんな時間を過ごしたいか」も考えてみる。

そこから、自分だけの住まいづくりが始まります。

家は、毎日を過ごす場所だからこそ、誰かにとっての正解ではなく、自分にとっての「好き」を大切にしていい。

流行のインテリアを取り入れることも、もちろん素敵です。

でも、何年経っても「この家が好き」と思えることのほうが、きっと大切です。

リノベーションをきっかけに、暮らしそのものを見つめ直してみる。

そして、自分らしい「好き」が詰まった家で、毎日の何気ない時間を楽しむ。

そんな住まいづくりを始めてみてはいかがでしょうか。

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